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帰ってきた暗室ノート

Version 1.0.1

―― 2008年2月下旬 ――

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2008.02.20 (Wed)

IEEE SPECTRUM

最初にAlphaの概要,開発の経緯(Alphaの祖先?のPrism Projectが中止されたことでDave Cutlerが辞めちゃいましたとかも出てくる), VAXとの互換性をどう維持するかについての検討について描かれている。CISC命令をRISC命令に変換して実行するという考えはこの当時からあったものらしい(IA32が最初だと思い込んでいた)。2頁目の図はAlphaの集積回路の写真とBlock図。手元のcopyではいまいち画質が良くないのが残念。そしてarchitecture設計へと話が続いていく。現在の進捗は50%。

GQM

訳あってGoal-Question-Metrics(GQM)について調べていたらFreeBSDとApacheの開発について分析した記事を見つけたので後で読むことにする。


2008.02.21 (Thu)

IEEE SPECTRUM

進捗率66%。Alphaの設計寿命の検討(正直設計寿命の検討をどのようにするかというのは明確に理解していなかったのでこれはある意味発見だった), architectureの特徴についての記述。しかしAlphaの設計寿命が尽きる前にDECの寿命が尽きたというのは何とも皮肉ではある。

NetBSD/VAX

ここ数日読んでいたIEEE SPECTRUMの記事の影響でNetBSD/VAXを動かしてみたくなった(Alphaは持っている)。とりあえずmemo。

NetBSD SIMH HOW-TO


2008.02.22 (Fri)

IEEE SPECTRUM

進捗率83%。Chip設計についての話に突入。当初から1 Chipでの実装を目標としていたことや開発期間をどのように決めたか, I/Oの速度を稼ぐためにどのような技術を使ったかについて記述されている。いまさらながらEV+(数字)という名称がExtended VAXとCMOSの世代に由来しているのは初めて知った。

OpenVMS

ちょっと気になったのがHobbyist向けのOpenVMS。今でも手にはいるのか,VAX Emulatorで動くのかなど調べてみることにする。

OpenVMS Hobbyist Program


2008.02.23 (Sat)

NetBSD/VAX

Windows上でNetBSD/VAXを動かしてみた...がこれがすべての間違いの元だった。お手軽に済まそうと思ったらやっぱりNetBSDなりLinuxなりPC-UNIXを使う方が良い。その理由は端末上の表示。cursesを使ったものは全滅。つまりはviすら使えないということで不便なことこの上ない。

まずはsimhを入手してVAX Emulatorの設定を済ませる。NetBSD/VAXのISO image(versionは4.0)を入手したらそれでboot。ここでNetBSDが起動するがinstallerの表示が崩れてしまう。悩んだ挙げ句disklabelを書いてnewfsしてtar ballを展開。要はひと昔前にやっていたinstallそのもの。しかしboot loaderをinstallしようとしたところで挫折してしまう。いつのまにやらdisklabel -Bが使えなくなっている。installbootに完全移行したということは理解したが,installbootの使い方を調べて再tryするのは諦めてNetBSD/VAXのversionを2.1まで落すことにした(弱。そこから先はいつもの道,という感じではあるがなにせviが使えない。sedやらcatやらでrc.confの編集,fstabの作成などをしてようやくMulti User Modeで起動する。

それなりに楽しくはあったが有意義だったかといわれると微妙ではある。

IEEE SPECTRUM

進捗率100%。読了。開発が非常に厳しい日程の中で進められ,EV-3の開発が完了したころにはEV-4の開発が佳境に入っていたとか。そしてProject Management上の努力についても言及されている。そして最後は「古き良き時代は終った」といった感じで締めくくられている。全体を通して当時のDECの持っていた危機感やAlphaの開発のSpeed感がとても良く伝わってくる記事だと思いました。技術開発のNon-Fictionが好きなので今後もこのような記事があれば積極的に読んでいきたいと思います。


2008.02.24 (Sun)

NetBSD/hpcmips

MobileGear R530を譲っていただいたので早速環境を整える。

来週の課題

Open Source Software Development: A Case Study of FreeBSD

Lisp Machine?

Movitz。floppy imageを入手してVMWareで動かしてみたらいきなりLisp処理系が起動して新鮮な驚きが。Lisp Machineもこんな感じだったのだろうか。


2008.02.28 (Thu)

Open Source Software Development: A Case Study of FreeBSD

この論文はOpen Source Softwareの開発がどのような性質を持っているものかを検証しているもの。ApacheとMozillaの開発について扱った論文が既にあり,同様の調査をFreeBSDについて行なったということらしい。FreeBSDを取り上げた理由としては比較的整った開発体制を持っていることや, 長期に渡って成功を収めていること,Bug ReoprtやMailing List Archiveによって検証をしやすいからということが挙げられている。検証されるのはseven hypothesesと呼ばれている事柄であるが,写す気力が足りないので次回に先送り。

NetBSD/hpcmips

段々と環境が整ってきた。画面が狭いのでemacs引きこもり環境。


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以上、6日分です。
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Takehiro Suzuki